ご挨拶

Ciculation Art Projectは、ふたつの展覧会「未知なるエネルギーの写本」と、「芸術と環境」とを、同時開催いたします。(上海M-50Shun Art Gallery、2010年6月5日から6月28日まで)
「未知なるエネルギーの写本」展は、未知のエネルギーを表現する韓国、中国、日本のアーティスト達による、環境とエネルギーをテーマとする展覧会です。同展では、東洋に古くから存在する風水の思想から、「龍脈」(=地脈のエネルギー)を探り出し、それを科学的に捉え直すことで、上海の地域や展示会場のパワースポットを導き出しています。その上で、磁場を高める装置や創造の力に充ちたアーティストの作品群をパワースポットに配置し、龍脈を調整することで、より良い環境を創出する試みです。
 さて「芸術と環境」とは、「未知なるエネルギーの写本」と同時開催する、人間の意識をより良く変化させるための展覧会です。この展覧会は、持続可能な未来を構築するために、各専門分野の皆さまのお力を借りて共同で実現するものです。
 私たちは「芸術と環境」展を、地球規模に山積みされた問題の解決の糸口を探るための重要な展覧会と位置づけています。その実現には、哲学・科学・政治・経済・教育・医学・芸術などの様々な分野で活躍する有識者の皆様や、独自の研究を日々実践されている方々の知恵や知識を結集させることが最重要と考えています。その意味から、各界の専門分野の方々が、日頃から考察され実践されているご成果を、人類に向けたメッセージとして発信していただけることを、強く願って止みません。
つきましては、ここにお送りさせていただいた Ciculation Art Projectの資料をもって、展覧会参加へのご招待とするべく、招待状に代えさせていただければ幸いです。
 この「芸術と環境」展の主旨にご賛同していただき、「人間の智慧を再発見させるとともに、生命の力を誘発する」計画に参加していただけることを、皆さまに切にお願い申し上げます。
 ※この招待状は、Circulation Art Projectが選定いたしました是非ともメッセージを頂きたい各界の有識者と、Circulation Art Projectのメンバーと交流があり、各界でご活躍されている計200名の諸先生方にご送付せていただいております。

 

                                                                   Circulation Art Project    Itami hiroshi

推薦文

アジアにはヨーロッパと異なる思想の伝統があります。中国では「気」が万物を形成し て活力をあたえると考えられ,日 本にもその考えかたが根づきました.この「気」から, 科学の概念であるエネルギーをとらえ直して,自然のありかたと一体化する意識のはた らきと結びつけて,アジアの新しい思想の出発点を探ることができるかもしれません。 「未知なるエネルギーの写本」のプロジェ クトは,経済的には西洋も東洋もない今日の グローバルな世界の状況のなかで,汎地球的な精神のありかたを探る試みの一つです。 このプロジェクトに参加しているアーティストたちは,活動の基盤と方法はそれぞれに 異なりますが,表面に現れない宇宙的な活力を感じ取って,それぞれのより深い意識と 結びつけて応えようとしています。これはまた,今に始まったことではなく,アジアの アーティストたちが古くから目指していたことを,今一度確かめようとすることなのか もしれません。ですが,今日の地球環境は,かつてなく危機に近づいているという予感 が広く共有されています。新たな地球環境のありかたを模索する機運も高まっています。 そうした状況を受けて,アートだけの問題とするのではなく,もっと大きな広がりと合 流するように,このプロジェクトでは,さまざまな分野の人に呼びかけ,これからの地 球環境についてどう考えたらよいか,アンケートへの回答を求めています。そしてまた, このプロジェクトのアーティストたちは,同じ問題をめぐって,地球が本来的に発する 「活力」の重要性をあらためて強調するように,身体と結びつく具体的な現れを持つ表 現行為によって接近しようとしています。たとえば,一つだけ例を挙げれば,伊丹裕は, 地球の発する磁気を受けとめる方法を身近に感じさせるようにし,そのために特別に製 作した器具を用いて得られる過程を作品において表しています。その例で示されるよう に,このプロジェクト自体が,よりよい地球環境の実現を目指して動こうとしている過 程のなかにあるのです。

                                                                                     

                                                                                     小倉正史(国際美術評論家連盟)

Circulation Art Project ART and ENVIROMENT 「芸術と環境」

■プロジェクト期間 : 2010年6月5日~2012年6月30日

■展 覧 会 期 間

第1回 2010年6月5日~2010年6月28日「未知なるエネルギーの写本」

第2回 2011年4月1日~2011年4月30日

第3回 2012年4月1日~2012年6月30日

■会場

第1回 SHUN ART GARALLEY(上海M-50)

第2回 未定

第3回 未定 

 

第1回展覧会形式 「未知なるエネルギーの写本」 2010年6月5日~2010年6月28日

 Circulation Art Projectのコンセプトに基づくメッセージを、芸術の枠を越えて様々な分野(哲学、科学、政治、経済、教育、など)で活躍する国内外の専門家に発信し、返信されたメッセージをB4サイズのシートにまとめ展示公開する。このプロジェクトはそれぞれの立場から発信されたメッセージが持続可能な未来を構築するためのヒントを導きだそうとすることであり、現在人類が共通して抱えるさまざまな問題を解決する糸口を提示する試みである。詳細はこちら

シンポジュウムを開催。集められたメッセージはWeb・記録集・DVDとして世界発信される。

『芸術と環境』メッセージ・プロジェクト参加要項はこちら

 

第2回展覧会形式 2011年4月1日~2011年4月30日

第1回で展示されたメッセージの考え方を共有するさまざまな専門家と芸術家がコラボレ ーションすることで、環境とアートが融合し、「新たな次元で考察しなければならない環境」 をビジュアルで見えるかたちに表現される芸術作品を展示公開する。

新たな環境哲学を専門家により分析、その研究成果を環境ガイドブックとして発信。

コラボレーションの作品をヒントに「環境とアート」が融合したエコアート・グッズを販売。売り上げの一部は環境団体に寄付されます。

 

第3回展覧会形式 2012年4月1日~2012年6月30日

第1回、第2回で制作されたメッセージ記録集、環境ガイドブックを芸術家に送付、コンセ プトを共有できる作家の作品を巨大倉庫に一同に集客し、「芸術と環境」のエコアート空間 を提案するとともに展示即売ができる環境芸術センターを公開する。 

作家の作品、アーティストグッズなどの売り上げの1部は環境団体に寄付されます。

 

■主催Circulation Art Project実行委員会

共催SHUN ART GARALLEY

問い合わせ  [ART and ENVIROMENT ]Circulation Art Project 事務局 

166-0012 東京都杉並区和田3-54-5 B1  Tel03-3315-6950 Fax03-3315-6950

 

 

Circulation Art Project「芸術と環境」第1回展

未知なるエネルギーの写本

未知なるもの:それは空間に無尽蔵に充満しているエネルギー

 

古くは龍脈(地脈のエネルギー)や気(天地のエネルギー)の流れで表現され、良質のエネルギーを導きだすとともに、そのエネルギーを利用することで、悪質な場所を良質に改善させていたようです。現代科学の分野では微粒子の運動として捉え、新たな研究がなされています。超物理学の世界で極微の微粒子は、有機的構造をもち、人間の心とも相互作用をすると考えられています。微粒子の情報系と意識は限りなく近く、物質であり生命といえる宇宙は、微粒子の運動の相関関係で成り立っているようです。その意味から、宇宙の意識、地球の意識、人間の意識、物質の意識に共通するエネルギーの根源として、宇宙の中に存在するすべての物質に運動エネルギーを与えている強大なエネルギー磁場が予感されます。磁場=意識場とも考えられるかもしれません。この展覧会は地脈のエネルギーを活用し、展示の「場」を磁場のエネルギーを集積する「装置」・創作のエネルギーや意識のエネルギーが凝縮された「もの」達を磁場のエネルギーの図面に沿って配列させることで、力の場(パワースポット)を浮き彫りにする試みとなります。パワースポットを創出することで、未知なるものの正体を探ります。

 

■概要

韓国、中国、日本の未知のエネルギーを表現するアーティスト達で、エネルギー問題をテーマに展覧会を開催する。未来のエネルギーを視野に入れ、環境問題を研究している有識者のメッセージなども集結し展示するとともに、シンポジュウムやワークショップを開催し、22世紀の思考を広く宣揚する展覧会となります。 展覧会の空間を未知なるエネルギーで充満させることで、新たなエネルギーを五感で体感する空間を創出します。

 

■期間  2010年6月5日(土)~2010年6月28日(月)

■会場  上海M-50 SHUN  ART  GALLERY

■内容

展覧会形式/「未知なるエネルギーの写本」のコンセプトに基づいて、龍脈を科学的に捉え直し、上海の磁場を計測し、展示会場のパワースポットを導き出します。その上で、磁場をより強度にする装置や創造の力に充ちた作品をパワースポットに設置することで最善の環境を創出する試みとなります。また、「未知なるエネルギーの写本」のコンセプトに基づくメッセージを科学や芸術などの分野で活躍する世界の専門家に発信し、B4サイズのシートに表現されたメッセージをShun Art Gallery宛に返送してもらいます。約200枚のメッセージが展示空間に集結いたします。寄せられた意識の力のエネルギーは作品の創造の力、装置の磁場の力と重なり合うと同時に、シンポジュムやワークショップを開催することで智慧の力を発見し、生命の力を誘発させ、22世紀を如何に生きるかという糸口を見いだす展覧会となります。

 

参加作家

KOO Bon-a(韓国)、Shun(中国)、伊丹裕、(日本)

展示作品:インスタレーション(10カ所)、ペインティング(40点)、A4メッセージ(200枚)

アーティスト・トークその他

 

■主催Circulation Art Project 実行委員会

 

■共催Shun Art Gallery 

■後援:在上海日本国総領事館

■協賛:(有)アートルーム アバン、360°グラフィックス 

■協力:香染美術画廊、香bis、美學校

 

 

Circulation Art Project  第1回展『芸術と環境』メッセージ・プロジェクト参加要項

 21世紀を迎え、地球規模で山積みされた多くの諸問題に対して、人類は解決の糸口を未だ探 ろうとしている現状のようです。かってのアメリカの大統領J.F.ケネディーは、「地球上のすべ ての問題は、人類の英知と力で必ず解決できる」と提唱したように、人類の英知の道を切り開く すべての学問から、問題解決の糸口が導きだされるのではないでしょうか。その意味から、人類 の智慧を集結させることが最重要と考えます。 『芸術と環境』では、芸術の枠を越えて、哲学、政治、経済、教育、科学などの専門分野から導 き出される知恵や、それぞれの生活分野で体験された一般生活者の実践的な知恵までもメッセー ジとして集結し、連鎖することで、浮き彫りにされるだろう重要なエッセンスを、真摯な生の営 みとしての「創造」として位置づけ、メッセージ・プロジェクトとして広く参加者を公募し、公 開していきます。 人類の未来のためにお力添えをいただければ幸いです。 

 

■メッセージ・プロジェクト概要

この計画は、『Circulation Art Project』のコンセプトの一環として、あらゆる分野の考え方を集結し、連鎖することで見えてくる重要な概念を探り、それらを研究、調査するとともに、次代に向けて新たなる発信を試みる参加者全員によるコラボレーションの表現となります。 

 

■メッセージ・プロジェクト参加のために

それぞれの立場で「感じていること」「表現したいこと」「伝えたいこと」などをメッセージとして送付して下さい。どんな内容でも可ですが、真摯な態度で臨むために、「創造的環境」というキーワードをイメージとして共有していきたい。 このプロジェクトにおける「創造的環境」とは、人間がそれまで無意識だった森羅万象の働きに気づきそれに意識的に参与することと考えています。この参与自体が創造的で、継続的であればあるほど人間は自己の認識や理解を深められるのではないでしょうか。たとえば、人が植物を種から育てる時、種を蒔く季節やタイミングなどを意識します。それから次に水や肥料を調節します。また、日の光にも当てて、思いやりや愛情を注ぎ成長を見守っていきます。また、一方では、「種なんか適当に蒔いて、放置しとけば適当に育つだろう」という態度もあり得るのではないだろうか。しかしながら、「それでは想像的な関わりや意識そのものが希薄になるのではないだろうか」という自覚や行為そのものを創造と位置づけて置きたい。 

 

■メッセージ形式

B4サイズ(材質は問わない)の中に表現して下さい。

表現形態は自由です。(文字、文章、数式、詩、絵画、ドローイング、音、楽譜、その他)

シートで表現される方はメールにて送付いただければ、事務局にて出力いたします。

 

作品の裏又は別紙に「お名前、肩書き、住所、メールアドレス」などをご記入下さい。

 

■受付期間

2010525日までに事務局まで送付して下さい。

それ以降はSHUN ART Galleryに送付して下さい。

展覧会期間中(2010628日)まで受付し、順次展示させていただきます。 

 

 

「資料を送付させていただいた方々」 2012年をもって、プロジェクトは終了いたしました。 ご協力、ありがとうございました。