2017年よりアート&サイエンスのプロジェクトを推進しています。

 アーティストと科学者が融合し、分野を越えた各界の専門家が結集し、未来社会に到来する考え方やアイデアをコンセプトボードに表現するプランの展示が開催されます。

美學校・高円寺校

公開講座:参加費:1回:1,500円(毎月2回)

思想の錬金術師養成教場

ー22世紀へ向けてー

美学校の歴史の中に、創造の錬金術師養成教場ともいうべき「最終美術思考工房」が存在した。最後(ω)へと向かう最終(ψ)美術だ。コンセプチュアル・アートの創始者、松澤宥の主催する教場であり、既存の価値を変換し、新しい価値観を創出するために思考する場であった。本講座は、かっての教場に在籍した美術家達がナビゲーターとなり、その流れを継承するとともに、新たなる思想の構築を図る。最終(ψ)から最後(ω)へと向かう美術表現を思考する。さらに、思想背景を存分に有する表現者などを交えて当時を検証しつつ、未来への軌跡を探求することで、必要になるであろう思想を浮き彫りにさせ、受講する側に大いなる刺激を与える試みとなる。 思考カリキュラムには、宇宙論、量子力学、マンダラ、ユートピア、エロス・タナトス、記号学、アナグラムなどの当時の思想体系の修得を図ることを目指し、もう一方では、超科学、ユーフォロジー、超古代文明、錬金術、神秘学などのオルタナティブな思想体系を学び、創造的な思想のパラダイムシフトへの道が計画されていた。

ー創造の錬金術師養成教場に来れ。

 

講師:伊丹 裕 美術家。 

松沢宥のもとで最終美術思考工房修得。自らのテーマ「惑星磁場修正計画」を考案した思想背景を通して、最終美術思考工房の流れを継承するとともに、新たなる思想の構築を図る思考の教場となる。


「特別講師」 小倉正史 美術評論家(国際美術評論家連盟会員)

フランス芸術文化勲章シュヴァリエ章受賞、東京にて活動。日本語著作:現代美術アール・ヌーヴォーからポストモダンまで(共著)1989。展示会キュレーター:カトリーヌ・ボーグラン、赤い死のマスク(1994)、Sarkis-Zone(1994)、都市の風景バンコック(2003)、シンポジウム:大阪国立民俗学博物館(2003)。主要訳書:アンドレ・レスレール著「アナキズムの美学」、ブレーズ・ガラン著「アール・ソシオロジック、芸術からの解放」、ジャン・コーヌ「コミュニケーションの美学」。ジャン=リュック・ナンシー著「遠くの都市」 。


能勢伊勢雄 写真家

山崎治雄師に写真を習う。映像作家として展覧会多数。美術館などの企画なども手掛ける。水戸芸術館『ANOTHER WORLD』展連動企画『超越思考講座・アナザーワールドへのプロローグ』『ジョン・ケージのローリーホーリーオーバーサーカス』『山形国際ドキュメンタリー映画祭'95 』『備前アートイベント』『岡山で創られた映画』『龍の国尾道・その象徴と造形』アンダーグラウンド・アーカイブス1958→in Kobe Kyoto Osaka 』『現代作家の眼アートウェーブ岡山・巡回展』『スペクタル能勢伊勢雄1968-2004 』水戸芸術館『X-COLORグラフィティin Japan』などの企画と展示。


小坂真夕(こさかまゆ)

美学校最終美術思考工房で松澤宥、水上旬に学び、空海が日本の現代アートの原点なのだということを知った。言語に よるアートは、例えばヴィトゲンシュタインは最高だと感じるところから始めよう。そうやってアートに近づこう。  


「過去の参加講師紹介」 松澤宥(美術家)、鳥居礼(ホツマ研究家)、秋田敬明(ギャラリスト)原万希子(キューレーター)、JINMO(完全音階作曲家)、岸健太(建築家)、稲本竜太郎(美学者)、坂口恭平(ノマドアーティスト)、田中功起(アーティスト)、芹沢高志(ディレクター)、GROUP DE VENT(パフォーマンス)、など今回からの講座も様々な分野の専門家が招聘されます。

現代アート塾

2010年度のアー ト塾は、知識を教えるところではありません。できるだけ広くアートに関係する事柄についての知識を共有しながら、塾に参加する人たちといっしょに、どのよ うにその知識を受け取ったらよいか、考えかたを交換しあう場です。20世紀末にアートはたいへんな様変わりをしました。まずは、それがどのようなことで あったのかということから始められました。

 

2012年度は「今日の現代アートはどのようにもたらされたのか」をテーマとする講座となっています.

「講座内容 

年代的には,モダン,ポストモダンを経過した1980年代末から90年代初頭にかけての変動から,21世紀の今日までのアートの動きをなぞるわけですが,その予備知識として,第二次大戦前のマルセル・デュシャンとその時代,そして戦後のコンセプテュアル・アートを中心とする時代について,あらためて喚起する予定です.理由は,それらの影響が地球的な規模で底流にあったことが,今日のアートを見る上で必要と思われるからです.全体を通しての視点は,アートの作品に寄り添いながら,それらの根底にある状況に対する感受性と考えかたに重点を置き,同時に,アートの作品を見る側の作品とそれが生みだされる背景に対する解釈と理論についての紹介をして行くつもりです.おそらく,最近のアートでは,社会とアートとをどのように折り合いをつけて行くかという問題が重要であったことが浮かび上がるのではないでしょうか.なお,基本的な参考文献としては,ハンナ・アーレントの『過去と未来の間』,ギ・ドゥボールの『スペクタクルの社会』,アラン・バディウの『世紀』.マリオ・ペルニオーラの『Art and it's shadow』をあげておきます.

 

予備講座

1.第一次大戦,2つの大戦の間 — マルセル・デュシャン (レディメイド,制度の問題,ダダ,シュルレアリスムなど)

2.ヴェトナム戦争,5月革命 — コンセプテュアル・アート,ウォーホル,『態度がフォルムとなるとき』 (言葉,態度の問題など)

1980年代末以降

3.ベルリンの壁の崩壊,天安門事件 — ポストモダン? 『大地の魔術師』

4.マイノリティーのアイデンティティー — フェミニズム,ゲイ,少数民族,非欧米文化圏

5.グローバリズム,ネオ・リベラリズム — アーティストのサヴァイヴァル,ニューメディア,ツーリズムとアート,地域とアート

6.最後のディスカッション — 最近のアートの動き — アートを支えるもの / アートが支えるもの — その狭間で新しい動きが始まる?(河原温そのほか)

各回とも必要に応じて何回かに分けることになると思います.


         


講師:小倉正史(国際美術評論家連盟)

美術評論家。1934年生まれ。国際美術評論家連盟会員。フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ章(1994)。美術雑誌「アトリエ」編集(1983-1990)著書「現代美術=アール・ヌーヴォーからポストモダンまで」(海野弘と共著;新曜社)。訳書ジャック・アンリク著「クロソフスキー画集」(リブロポート),ジョルジュ・ロック著「マグリットと広告」(リブロポート),アンドレ・レスレール著「アナキズムの美学」(現代企画室),レジス・ドブレ著「クレモニーニ画集」(アール・ヴィヴァン),ブレーズ・ガラン著「芸術からの解放=アール・ソシオロジックとはなにか」(青弓社)ジャン・コーヌ著「コミュニケーションの美学」(白水社),ジャン=リュック・ナンシー著「遠くの都市」(青弓社)ほか。展覧会企画「カトリーヌ・ボーグラン=赤い死への道行」(北関東造形美術館,1994),「サルキス=ゾーン」(北関東造形美術館,1994),「ディスプレースメント」(横浜市民ギャラリー,1996),「杉本博司展」(カナダ大使館ギャラリー,1996),「オリヴィエ・ブランカール展」(ナディフ,東京,1998),「TokyoLocal」(香染美術画廊,2008),「TokyoLocal2」(香染美術画廊,ParaGLOBE,2009),「AnotherCity」(CentreA, Vancouver,Musée d'art de Joliette,Joliette,Canada,2009)ほか。コーディネーションフランス現代美術週間(フランス大使館,ギャラリー小柳,ミヅマ・アートギャラリーほか,2005)

 

 

毎月1回:日曜午後4:00〜/受講回数12回/受講料1,500円/公開講座

ご興味のある方は奮ってご参加ください。

 

 

美學校・高円寺校

166-0012  東京都杉並区和田3-54-5 B1  

ParaGLOBE内 Tel03-3315-6950  Fax03-3315-6958 MAP